専門外来科

インプラント再生医療歯内療法矯正歯科口腔外科

専門外来科は、現在当院では上記5つの科を設置しています。それぞれの専門医が担当します。
診療は、すべて予約制になっています。

インプラント

歯周病に侵された歯の周りの吸収した骨を再生したり、
インプラントを埋入しやすくするために骨を移植再生させることを主に行っています。

■ 再生医療

GBR・GTR・骨延長など現在行なわれている最先端の治療を行なうことができます。

インプラント

■ 成人が歯を失う一番の原因は歯周病

 成人が歯を失う原因で一番多いのはプラーク(歯垢)がたまって起こる歯周病です。プラークは歯の表面に集まる目には見えない細菌からできているねばねばとした薄い膜です。プラークは次第に堅くなって歯石となります。こうなると専門家以外では簡単に取り除けません。
 間違った歯磨きをしていたり歯医者さんにあまり通わないとプラークや歯石がたまります。特に清掃しにくいところにたまるのですが、これが感染を招き、次第に歯を支持している組織を破壊し、歯の周囲の歯肉にポケットができます。ポケットを清潔に維持することは非常にむずかしく、ポケットは更に深くなって行きます。そのまま放置すると、ついには歯が抜けて、入れ歯や人工歯根(インプラント)などの治療が必要となる場合が多くあります。

■ 最新治療が歯周病の歯を救う

歯周病は歯にプラークや歯石がたまって始まり、進行すると歯の支持組織を破壊する病気です。
従来の解決策は、歯が抜けてしまう前に、これ以上病気が進行しないように止めることだけで、本来の状態に戻すことはほとんど不可能でした。
ところが今日では、歯周病により破壊された歯の支持組織を再生させ、歯を出来るだけ元の健全な状態に戻す治療法があります。
ここでは歯周病の最新の治療法を紹介します。

 

■ 従来の歯周治療法

 歯の支持組織の破壊の程度により、治療方法は異なります。
もしも、病気がまだ初期の段階であれば、歯の表面を清掃することで、
手術をしなくても組織の炎症をなくすことができます。
破壊が進んでしまい、深い歯周ポケットができている場合には外科手術により
プラークや歯石を取り除きます。歯周ポケットを浅くし、感染した組織を取り除くことにより、
清掃しやすい健康な歯になります。しかし、歯の支持組織が元に回復したわけではなく、
歯を機能的に支えることができるかどうかは確かではありません。
また、歯肉は本来の位置より低くなってしまうため、歯が長くみえるようになります。
最近まで、歯の支持組織を再生することはほとんどできませんでした。

■ 再生法(GTR法)による新治療法

歯周治療の最終目的は病気の進行を止め、元の健全な状態に組織を回復させることです。
1980年代の初頭に、歯を救う新しい治療方法の研究がスタートしました。
その結果、歯周病の全く新しい治療方法として、歯の周りに必要な組織を再生させて、
歯の支持構造をできるかぎり元の状態に戻すという再生法(GTR法)が確立され、
1990年代になってから世界中で広く応用されるようになりました。



あなた自身の生体再生能力を利用:

 歯周病で破壊された歯の支持組織(線維組織や骨)は、その原因を除去すれば再生しようとします。しかし、患部を清掃した後に何もせずそのまま治癒を待つと、必要な支持組織が再生する前に別の軟組織がそこに入り込み、うまく行きません。そこで、ポケットの内部を清掃した後に、メンブレンを設置し、外からの不要な組織が侵入しないように防御します。そうするとメンブレンの下には歯の支持組織が再生を始めゆっくりと成長してきます。

■ GTR法の術式による治療

従来の歯周外科の手術とほぼ同様な処置が必要になりますが、GTR法には、
1つ重要な違いがあります。それは手術によりプラークや歯石を除去した後に
メンブレンを歯肉の下に一定期間置くことです。
その後、ある期間を経過してメンブレンを取り除きます。
すると歯は新しく再生した組織で覆われています。

■GTRメンブレン:
 GTR法に使用することを目的に設計されたメンブレンを使用しています。
各種安全性試験、臨床治験等で安全性や治療効果が認められており、
厚生省の認可を得ています。

■安全性:
 GTRメンブレンは最も生体適合性が高く、安全な素材の1つでできています。
このメンブレンは、他にも人工血管、人工硬膜、人工心膜、人工腹膜など多くの
医療用具として、長年にわたって安全に使用され、その使用数は400万例を越えています。

■治療効果:
 GTRメンブレンを使用したGTR法は、歯周病によって破壊された組織を再生します。
このことは世界中の多くの研究発表によって示されており、治療上の大きな進歩として
広く歯科専門家に認められています。
しかし、どのような病気でもそうですが、あまりにも重度に進行した歯周病では、
このGTR法での治療が困難な場合もあります。